西洋医学のお医者さんたちも使っている漢方薬！ということで、テレビ朝日「林修の今でしょ講座」（2014年12月16日の再放送）で４つの代表的な漢方薬が紹介されていました。漢方薬の四天王とも言えるそうです。その3つ目は、「五苓散（ごれいさん）」。

年末年始や、またお客さんの接待では、何とか酔わないようにといろいろな工夫をする人も多いですが、二日酔い防止に、また二日酔いになってしまったときにいいというのが、この五苓散（ごれいさん）です。

二日酔いに効くということで、愛用しているお医者さんも多いです。お酒を飲む前に飲んでもいいとのこと。二日酔い対策としては、もっとも効果があるというお医者さんもいました。（ちなみに、うこんが良いと言われますが、うこんは飲みすぎると肝臓に悪いとも言われています）

二日酔いになると、のどが渇くけど尿がでないという症状によくなりますよね。これは、体内の水のバランスが崩れているからだそうで、この五苓散は、猪苓（ちょれい）、茯苓（ぶくりょう）、蒼朮（そうじゅつ）、沢瀉（たくしゃ）、桂皮（けいひ）が構成生薬ですが、桂皮（けいひ、＝シナモン）以外のものには、体内の水のアンバランスを治す作用があるそうです。二日酔いの時には、水をたくさん飲み、五苓散を飲むといいそうです。

また他に、子どもの癇癪やイライラにも効くそうです。『子どもには、どんなときにも五苓散』と言っていましたが、子どもは大人より体内の水分が多いので、その水分調整をしてあげると気持ちが落ち着いて、おとなしくなるのだということでした。（大人は身体の60％が水分、子どもは65％が水分です）

年末には、この漢方薬、持ち歩きたいですね！おすすめは、病院でも処方されることのあるツムラの五苓散。通販で買うこともできます。
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◆４つの漢方薬、ほかの3つは、下記のページでどうぞ。
その1「葛根湯」（風邪・肩こり・痛み退治に）
その2「芍薬甘草湯（しゃくやくかんぞうとう）」（筋肉の痙攣・足のつりに！）
その4「加味逍遥散（かみしょうようさん）」（更年期障害やイライラ、自律神経失調症に）

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