認知症にかかる人が年々増えていますが、さらに高齢化社会になる2025年には3人に１人と言われています。5月20日の日テレの番組「ミヤネヤ」で、認知症についての特集をやっていました。認知症は、今は早期に発見できれば、いろいろな治療法も開発されているので、早期に見つけることが大事ですよね。

認知症の超早期サイン（早期シグナル）・症状は、日常生活の中で見られるささいな変化で、下記のようなことがあるそうです。こんな変化に気づいたら、認知症を疑ってお医者さんに診てもらいましょう。

・頻尿（夜、頻繁にトイレに行くようになる）

・趣味をやめてしまう（面倒になる）

・今まで見ていた連続ドラマを見なくなる（複数の登場人物を覚えることができなくなり、ストーリーが分からなくなるため）

・お財布に大量の小銭があるようになる（計算が面倒、または出来なくなり、お札だけを使うようになるため）

・料理の味付けが変わる

・おせち料理などで、一品作るのを忘れてしまったりする

・生ごみを捨てない（臭いに鈍感になる）

・日にちを間違える

認知症は、脳の中でアミロイドベータという物質が増え、たんぱく質が引き金を引いて症状があらわれてきます。長寿で有名だった金さん銀さんもアミロイドベータは、脳の中にたくさんあったそうですが、認知症にはなりませんでした。取材その他で多くの人と接し、周りからの刺激が多かったので、症状が出ずに済んだのではないかと言われています。

つまり、毎日何らかの刺激のある生活をすることが大事なんですね。また、統計には出ないけれど、スケベな人は認知症にならない、と言われているのは本当ではないか、とお医者さんが言っていました！良い悪いは別にして、いくつになっても、異性にドキドキすることはとてもいい刺激みたいです・・・。

また、認知症の治療法は、今では、新薬物療法や音楽療法などとても増えていますが、中でもいいのが、運動だそうです。遺伝子の問題は、ゼロとは言えないようですが、認知症の場合はあまり関係ないようです。

仕事を退職しても何らかの趣味や楽しみを見つけ、楽しい毎日が過ごせると、認知症になる確率も少なくなるのかもしれません。また身体を壊したり怪我をして寝たきりになると、刺激の少ない生活になりやすいので、怪我や病気にも気をつけたいですね。

認知症の種類や症状、予防・改善する体操「フリフリグッパー体操」や食事については、こちらの記事も、ご参考に！　＞＞　認知症の種類とチェックリスト、予防や改善のための運動・体操・食事

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