客船でホテルのように過ごしながら旅する、船の旅行。今は、かなり身近なものになっています！それに、料金には、食事も部屋代もイベント参加料金などもほぼ含まれているので（食事のお酒は別料金のこともあるようですが）、リーズナブルなクルーズも結構あります。

今までに300回以上、18歳の時から40年以上も船旅をしているクルーズライター・上田寿美子さんが、「マツコの知らない世界」で船旅の魅力をレポート。

上田さんのお話を元に、下記の各クルーズの様子・特徴をご紹介します！
(1)クイーンエリザベス／有名豪華客船。内側船室なら7泊8日で16万円台も！　
(2)ダイヤモンド・プリンセス／部屋により9泊10日で20万円位～！　
(3)クァンタム・オブ・ザ・シーズ／稀に1泊1万円のクルーズも。
(4)クリスタル・セレニティ／この船旅は、世界中の憧れの的！、
そして日本客船で、
(5)飛鳥Ⅱ／1泊2日・4万円台～の季節のクルーズ（花火・クリスマス・お相撲さんと一緒など）あり！　
(6)にっぽん丸／落ち着いた雰囲気。1泊2日で4万円台も！　
(7)ぱしふぃっく　びいなす／1泊2日で4万円前後のクルーズも！

手頃な料金での1，2泊の旅なら、きっと今度のクリスマスや記念日、大事な人のお誕生日などに、クルーズに行きたくなること請け合い！またご両親にプレゼントしてもいいですね。クルーズは早い予約が料金が安いので、お得。あるいは直前だと、残っている空室が激安になることもあります。

初心者なら、まずは、「花火クルーズ」や「クリスマス・クルーズ」など、一泊の国内クルーズから！日本の客船なら、すぐにでも予約が可能！（日本のクルーズ客船については、ページの中ごろから。ここをクリック）

「クイーン・エリザベス」は、イギリス国王ジョージ6世の妃・クイーンエリザベスにちなんで命名された、スコットランドのキュナード・ライン社の客船。（1940年3月就航。当時世界最大の客船）

「マツコの知らない世界」に登場の上田さんが1974年（19歳）乗船したのは「クィーンエリザベスⅡ（2世号）」です。大型ジェット飛行機が飛ぶようになると、船の旅が減ったため、それまでの「クイーンエリザベス」に代わって、小型で経済的な「クィーンエリザベスⅡ」が運行されたのです。

（2008年に客船としては退役。ドバイで海上ホテルになる計画などがあったのですが、今まだ実現されていません）

そして2010年からは、新しい「クイーンエリザベス」が就航。「豪華客船」の代名詞でもある「クイーンエリザベス」は、古き良き豪華客船の伝統を受け継いでいます。

 

マツコさんも「タイタニックの中みたい」と言ったように、船内はとてもゴージャス。昔ながらの格式あるブリタニア・レストランがあり、そして毎晩、舞踏会が開かれ、ときには、テーマのある舞踏会（ブラック＆ホワイト舞踏会＝黒と白の服で踊る）もあります。またフェンシング大会などのスポーツも行われます。

2017年3月には、日本発着クルーズ（7泊8日、神戸発着）を1本行う予定です。これは1月から5月の122日間のワールドクルーズの中の一端で、7泊8日だけ乗船できるもの。料金は、内側船室が16万9000円～、バルコニー付船室で37万3000円～となっています。

　＞＞　キュナード社／クィーン・エリザベス号のクルーズをチェック！

「ダイヤモンド・プリンセス」はイギリスの会社が運行しているクルーズ客船。日本での運行も多く、2014年は20本が横浜発着クルーズ。それ以降も定期的に予定されており、名古屋港、清水港、徳島小松島港などにも寄港する予定です。中には、クラブツーリズムなどの旅行会社によるチャーター運航もあります。

上田さんが「ダイヤモンド・プリンセス」に乗ったのは、横浜の大桟橋からの9泊10日のツアー。関東では横浜がメインの発着場所です。ダイヤモンド・プリンセスの大きさは、長さ209mで18階建て、定員2706名。

荷物は、事前に船の部屋まで送れる宅配システムが利用できるので、乗船当日は、手ぶらで身軽に行くことができます。

客船の中は、豪華な吹き抜けのロビー（アトリウム）、屋外プール、スポーツジム、大浴場、劇場（定員700名）など、様々な施設が揃っており、ほとんどが乗船料金に含まれているので、船内では無料で利用することができます。

  

ツアー料金は、宿泊する部屋によって違うのですが、一番人気のある窓のある部屋で279000円（9泊）。つまり一泊3万円少しです。これでジム、プール、劇場、そして食事や、おやつなども無料で楽しんだり食べたりできることを考えると、そんなに高いものではありません！

  

食事にしても、レストランのメニューにあるものは何でも無料！前菜２皿でも、メイン２皿でもOK!（ただしアルコール類はこのツアーでは別料金です）

船内では、スポーツや映画など70種類ほどのイベントが開かれ、毎日部屋に届けられる新聞で、プログラムが分かります。お昼だったら、プールやジム、ベリーダンス、ジャグジーなどのお風呂、映画などなどを楽しみ、合間にはアイスクリームやピザなどの軽食を、これも無料で食べ放題！

そして夜は、ウェルカムパーティを始め、クラブやバーがオープン。

 

パーティと言っても、簡単なドレス（結婚式に参加するぐらいの）で充分。カクテルドレスやタキシードを用意する必要はありません！そして、眠くなったら、すぐ部屋に戻れば寝られるので、安心して夜遊びができますよ！（下は実際の服装例）

ツアー料金は、バルコニー付きの一番人気の部屋が297000円（一泊約3万円）ですが、小さな窓の部屋や窓無しの部屋だったら、20万円前後と、より安くなります。またグランドスイートなど、より高い贅沢な部屋もあるので好みと予算で選べます。

 

これだけ至れり尽くせりの贅沢さを聞いたらマツコさんも、「乗りたくなってきた！」と言っていましたよ。

　＞＞　ダイヤモンドプリンセスのクルーズをチェック！

2014年にデビューしたクルーズ客船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」。船内で楽しめるエンターテイメントが今風で充実。なんと、一泊1万円台というツアー料金の部屋もある、若い人向けとも言える客船です。

アトリウム（ロビー、写真上2枚目）は、こんなに広くて、まるでショッピングモール！

そして、例えばサーフィンや、ロッククライミング、スカイダイビング体験などが船上で楽しめ、またクレーン仕掛けで上昇する展望台に乗ると、360度海原を見渡すことができます！

 

夜は「バイオニックバー」で、端末からオーダーすると、ロボットのバーテンダーがカクテルをシェイク！（写真下：ふたりの（ふたつの？）ロボットがシェイクしています）

アジアでのクルーズが多く、上海発着のクルーズもあるという、驚きの外国客船。近未来型のエンターテイメント・クルーズが楽しめますよ！

　＞＞　クァンタムオブザシーズのクルーズをチェック！

ただ、上田さんのお話の1泊1万円のクルーズは、なかなか無いようです。でも、下記のクルーズ専門会社「ベストワンクルーズ」で探せば、違う船会社のクルーズですが、6泊で3万円前後のものから見つかったりします！ぜひ、チェックしてみてください。

　＞＞　自分にあった、格安クルーズを探す！

　＊ページの中ほどから下にある、「すべてのクルーズ」または「6泊以下のショートクルーズ」のタブをクリックして探してみてください

アメリカに本社がある高級クルーズ会社「クリスタル・クルーズ」がもつ、定員1070名の中型客船。（会社の設立は日本郵船。現在は香港の会社がオーナー）

上田さんが乗ったのは、ベニスからスタートし、アドリア海を渡ってクロアチアまで行くクルーズツアーで、料金は7泊8日で約200万円近く！それでも、このクルーズが大変人気があるのは、イタリアのサンマルコ広場始め、素敵な景色が見られるから！

 

なんと、この船が気に入って、7年半住んでいる高齢のアメリカ人女性さえ、います！！

船内はとても高級感ある、落ち着いた雰囲気。

 

完全予約制の食事ができるヴィンテージルームや、世界で２つしかないクリスタルを使ったスパ、シガーバーなどもあります。そして船内には、様々なレストランが！

世界的シェフのノブ・ハヤシさんが監修した「シルクロード＆鮨バー」もあり、熟練の日本人シェフが握るおいしいお鮨と、様々な創作和食を食べ放題！夢のようなひとときです。

　

アルコールも含めて、全て乗船料金の中に含まれているので、食べ放題・飲み放題。素敵なバー（写真上）で、カクテルも好きなだけいただけます！

より安い、7泊8日で30万円台の部屋や、より高級なペントハウスの部屋もあり、ペントハウスだとバトラー（執事）がついて身の回りの世話をしてくれます。

◆とってもゴージャスな船旅！次の海外旅行の代わりに、外国船で楽しい船旅をしてみるのもいいですね。クルーズ旅行には、あらゆる船の旅を扱っている信頼おけるクルーズ専門旅行会社「ベストワンクルーズ」を利用する人が多くいます。

　＞＞　「ベストワンクルーズ」で、日本発着の外国船でのクルーズを見てみる！

◆日本のクルーズ客船◆

日本郵船の子会社「郵船クルーズ」が運行している、日本最大の客船「飛鳥Ⅱ」。

日本でもクルーズ旅行がポピュラーになるにつれ、それまでの「飛鳥」ではキャパシティが無くなってきたので、同じ日本郵船グループの会社「クリスタルクルーズ」（本社：アメリカ）が運行していた「クリスタル・ハーモニー」を改装、2006年に、それまでの「飛鳥」に変わって就航しました。

広々として眺望のいいビスタラウンジは全面ガラス張りで海が眺められます。他にも広いアトリウム（ロビー）や、グランドスパ（大浴場）などなど。

日本を一周するクルーズや、海外に行くクルーズ、そしてクリスマス、花火大会、紅葉狩りなど季節に合わせた1泊や2泊のクルーズなどが行われています。

中でもお相撲さんが一緒に乗船して、勝負をしたり、いろいろな技を披露する「大相撲クルーズ」は、大変人気！2014年のクルーズオブザイヤーにも選ばれています。（昼食には本格的ちゃんこ鍋が食べられますよ！）このクルーズは、これからも予定があります。

部屋は半分以上がバルコニーのついた部屋。料金はツアーにより宿泊数も違うので様々ですが、例えば大相撲ツアー2016は、一番安い部屋で約12万円（2泊3日）となっています。

　＞＞　飛鳥Ⅱのクルーズを、クルーズ専門旅行会社「ベストワンクルーズ」でチェック！

小型の客船「にっぽん丸」は、サービスも雰囲気も落ち着いていて日本的。日本の上質な旅館に来たような気分になれるのが魅力の客船です。

 

ロビー（アトリウム）の一隅には、上の写真のような畳のスペースまであります！部屋も日本旅館のような落ち着いた雰囲気。

東京→神戸の手軽なワンナイトクルーズ（4万円台～）や、門司ワンナイトクルーズ（4万円台～）、沖縄クルーズ、八丈島クルーズなどがあります。年配の方でも、落ち着いて楽しめますよ。

　＞＞　にっぽん丸のクルーズを、クルーズ専門旅行会社「ベストワンクルーズ」でチェック！

本社が大阪にあるため関西系のノリの良さがあって、気さくで疲れないので、クルーズが初めての人などには「ぱしふぃっくびいなす」がおすすめ！と上田さん。

名物船長の由良さんは、「踊る船長」とも呼ばれ、時間があるときには乗客と一緒にダンスを踊るそう。また「船をゆらさん」と揺れと由良をかけて、縁起を担ぐ人もいるようです。

 

日本の客船では大変人気があって、船上に一泊して熱海などの花火を見る「花火クルーズ」や、クリスマスディナーを船上でいただき一泊する「クリスマスクルーズ」なども大人気！（下の写真は、スタジオで熱海の花火映像を使って再現していたもの）

「花火クルーズ」がいいのは、海の上という特等席で花火を見ることが出来て、終わったら船はしずしずと夜のとばりの中、星空の下を進み続けます。渋滞の中を家まで帰る必要もなく、部屋や、船上のバーやパーティに戻れます！

 

また、クリスマスディナーがいただける「クリスマスクルーズ」は、全て込みで1人4万円前後と、超高級レストランぐらいの料金で、食事・宿泊・船内の設備を楽しむことが出来るんですよ！食事もフルコースで、牛肉のステーキや真鯛のポワレなどがいただけます。カップルやご夫婦の、特別な記念旅行になりますね！

　＞＞　『ぱしふぃっく　びいなす』のクルーズを、クルーズ専門旅行会社「ベストワンクルーズ」でチェック！

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