ファッション業界で、メイドインジャパンを実践する「Factelier」
急成長しているアパレル会社として注目されているという「Factelier」(ファクトリエ)。テレビでたまたま見て、知りました。素晴らしいです!ガイアの夜明けなどでも紹介されたそうなので、きっともうご存知の方も多いのでしょうね。
洋服でもなんでも、よく見かけるメイドインチャイナとか、メイドインタイ。
日本製って本当に少なくなっていますが、それは同時に日本のアパレル工場がどんどん閉鎖しているっていうことなんですよね。そうなると一緒に「職人」もいなくなってしまう。技術や伝統が受け継がれていかなくなってしまいます。
これは、どの分野でも今起きていることだと思いますが、それに挑戦して、しかもとても着やすい美しいシャツやブラウス、ニット、ジーンズ、靴下、ネクタイなどを作っているのが、山田敏夫さんが起業した「Factelier」というアパレル会社。
山田さん自身、婦人服店の息子として生まれ、大学時代にはパリのグッチでインターンをしたことがあり、そこで皆が誇りをもって働いているのを体験してきたそうです。ひるがえって、苦境にある日本のアパレル工場。そこで何とかしたい!と社会人になってからしばらくして奮起したそうです。
工場と直接提携しているから、余計な中間マージンが発生せず、値段も有名ブランドの3分の1。そして、技術ある職人さんのいる工場を日本中から探し出し提携しているので、とても着やすく美しいファッションが創られています。
たとえばシャツのボタンの縫い付け方。普通は2本の線があるような感じでボタンがつけられていますが、ファクトリエのシャツでは、トリの足のように一つの穴を基点として3方向に糸が行っています。そしてボタンを通しやすいように工夫されています。全てがこういう感じで創られているので、ファクトリエのシャツのファンも多いようです。
最初は、CAMPFIREというサイトでファンドを募ったりしていたようで、そこに山田さんの想いが書かれています。(http://camp-fire.jp/projects/view/424)
日本人のことを考えて丁寧に作られた服は、きっとすごく着やすいんじゃないでしょうか。最近の雑な造りの服に、少しうんざりしていたのでとっても興味があります。
男性用のシャツだけでなく、女性用のシャツやブラウス、セーターなども、続々作っているようです。HPからの購入がメインのようですが、熊本市(九州)に本店が、そして銀座(東京)にもお店があります。ときどき新宿・伊勢丹などにも出店しているみたいです。今度、ぜひ銀座店に行ってみようと思います。
<ファクトリエのデータ>
熊本本店 熊本県熊本市中央区手取本町4-7 店舗:マルタ号内(ファクトリエ)
096.352.0425 / 定休火曜 / 11:00 - 19:00
銀座フィッティングスペース
東京都中央区銀座8-12-11第二サンビル3F
新橋駅 徒歩6分、銀座駅 徒歩9分
03.5843.8786
営業時間:12:00~19:00 ※定休月曜(祝日の場合は火曜)
HP http://factelier.com/
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