秋はきのこ類のおいしい季節。料亭風のおいしい「きのこの炊き込みご飯」をいつもの電気炊飯器で簡単に作れる方法があります！いつものやり方にちょっとしたコツを加えるだけ。きのこの旨味をたっぷり味わいましょう！

コツを紹介していたのは、「林修の今でしょ！講座」という番組。科学に基づいた料理方法を、水島弘史シェフが分かりやすく紹介していました。

（１）きのこは、冷凍庫で直前まで凍らせておく

きのこの旨味を引き出すには、きのこの細胞が壊れて、中からうま味成分が出てくる必要があります。前もって冷凍させておくと、細胞の中の水分が膨張して細胞を壊すので、うま味成分が出やすくなります。

「冷凍したきのこは、旨味がアップする」というこの方法は、きのこのホイル焼きや、キノコ鍋にも応用可能。これからは、きのこは「買ってきたら、冷凍庫で保管」がいいかもしれませんね！歯ごたえも、ちゃんと残ります。

（２）炊くときに、氷を入れる

沸騰までの時間が長くなると、お米がより水分を吸収してふっくら甘くおいしくなります。そこで、氷を使用して沸騰までの時間を稼ぎます！

お米をといだら、お釜に入れていつもの半分ぐらいの水を入れ、醤油・酒・塩などで味付けし、その後、氷を入れます。量は2合（360g）だと200ｇぐらい。

そして最後に凍ったままのきのこを少しほぐして載せ、いつものように炊飯スイッチをオン！

出来上がったきのこの炊き込みご飯を食べたゲストは、「上品な味」「おいしい！」ととっても感激。科学に裏付けられたおいしさのコツ、いろいろな炊き込みご飯やキノコ料理に応用できそうです！

ちなみに和食の有名店では、ご飯を炊くだし汁を氷につけて冷やして使っているところも紹介されていました。

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