タコ専門のお店(レストラン）が東京・千駄木（文京区）にあります。千代田線・千駄木駅から徒歩1～2分。いろいろなタコのメニューがある「たこや」で、どれもとってもおいしいです。

久しぶりの何度目かの訪問でしたが、少人数だったので5品のコースをそれぞれ頼み、他にアラカルトでいくつかオーダーしました。5品コースには、絶対に食べたい「たこしゃぶ」そして「明石焼き」、〆になる「タコ飯」も入っています。

たこしゃぶは、北海道の水ダコを昆布だしのお鍋でしゃぶしゃぶして、いただくメニュー。まるでフグのように薄く切ってあるタコを、さっとお鍋に入れれば、いい感じにキュッと身が締まって、いい歯ごたえのタコが楽しめます。野菜も一緒にしゃぶしゃぶします。

明石焼きは、普通の「丸いたこ焼き」ではなく、下の写真のように、ふわふわした山！関西風の「出し」でいただきます。

メレンゲを焼いたような中に、タコが入っています。タコは少なめですが、何とも言えないやさしい食感が楽しくて、出しとの相性も抜群！大人も子どもも、きっと大好きです。

写真の明石焼きは、コースの2人分。アラカルトで頼むと、もう少し大きいものが出てきます。結構ボリュームがあるので、アラカルトの場合は、2人なら「ハーフ」でも充分かもしれません。

他も本当にたくさんのタコのメニューがあり、本当は大勢で行って、いろいろ食べたいところ。

これは、タコ刺しで2種類のタコがあり、右は真だこ、左は水ダコ。どちらもとても新鮮でおいしかったです。

水ダコは、三忠特製のムースのようなお醤油でいただきます。お醤油を20倍に薄めて泡立て、ゼラチンを入れて固めたものとのことですが、とてもまろやかでおいしいです。

下は、タコのカルパッチョ。イタリアン風で、トーストに乗せて食べます。ガーリックがきいていて、おいしいですよ。

他にもタコの天ぷらや、唐揚げ、酢の物、また、ハンバーグや牛すじ煮込みなどもあり、肉派の人がグループにいても大丈夫！

コースの最後にもある、タコ飯も〆におすすめです。キムチがはいっている「赤」と、墨が入っている「黒」があります。コースの中にも入っていて、どちらか選べますが、これは黒。いくらも少し入っていて、贅沢な気分！

そしてデザートも揃っているのが、このお店のいいところ。このときは、コーヒー味の杏仁豆腐、焼きプリン、りんごのアイスクリームの3種類があり、どれもおいしかったです。（下は杏仁豆腐）

日本酒や焼酎も、数は多くないですが、おいしいものがあります。ビールも、キリンとアサヒの生があり、なかなかツボを押さえています。ちなみにこの日の日本酒は、福井・黒龍の九頭竜、福岡の田中六五など。ワインもありました。

コースは３つあって、2品、5品、8品。少人数でいろいろ食べたい人は、コースを中心にするといいかもしれません。

広すぎない、温かい感じの店内は、落ち着いた雰囲気。メインは普通のテーブル席なのですが、お店の真中に大きな柱があるため店内全てを見通せず、それが返って少しプライベートな空間にいるような気持ちにさせます。カウンター席もあります。

接客もとても感じよく、さらにタコ専門のお店はとても珍しいからか、最近はとても人気があるようです。行くなら、早めの予約がおすすめ！

メニュー（上）には、タコのイラストがたくさん描いてあって、オーナーのタコへの愛情を感じます。

【お店情報】

三忠 （さんちゅう）
東京都文京区千駄木3-1-17
03-3824-2300
定休日　水曜日

P.S.ただし喫煙可能なお店なので、それを承知で行ったほうがいいですよ。

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