「トマトダイエット」「夜トマトダイエット」は数年前、大流行したダイエット法。でもトマトばかり長く食べられないと、やめてしまった人も多いですね。

ところが、テレビ東京の番組「発見！ウワサの食卓」（9月1日）のダイエット特集で、「新トマトダイエット」のやり方を紹介していたので、さっそくメモ。これなら、私も飽きずにできそう！なので、ご紹介します。

1週間この「新トマトダイエット法」をやって、すっきり3.7キロも痩せたのは、昔子役で可愛かった斎藤こず恵さん。何と81.55キロもあったのですが、1週間で77.85キロ。そしてお肌もつやつやになっていました☆

でも、トマトって、なんでダイエットにいいんでしょうか？
それは、リコピンという成分が、脂肪を蓄える元となる血糖値の上昇を抑える効果があるからなんです。昔のトマトダイエットでは、1日6個、トマトを食べることになっていました。

「新トマトダイエット」では、トマトを食べますが、ちゃんと調理しておいしく食べます。だから、ずっと続けられそうです。そしてトマトの青臭さが苦手な人も、熱を加えたりするのでとっても食べやすくなっています。（提案は、夜トマトダイエットの奥羽大学・唐沢明さん）

1日目の朝
●トマトとあさりの味噌汁

●トマト納豆（いつもの納豆に、トマト・オクラを入れて混ぜる）

　◆リコピンは、加熱すると吸収率が3～4倍になります。だから、お味噌汁に入れたり、炒めたりして加熱するとさらに良いんです。

お昼
●トマトそうめん（麺つゆ代わりに、トマトジュース）

　◆１食に摂りたいリコピンの量は１５ｇで、トマト２個分。でもジュースだと200mlで済むそうです。トマトジュースには、ドロドロしたものとサラサラのものがありますが、ドロドロのほうが食物繊維がたくさん含まれています。

夕食
●鳥肉とセロリのトマト煮

2日目
●トマトリゾット
●豆腐とトマトのサラダ

●イワシのトマトあんかけ
●サラダ

　◆トマトと魚・肉の相性がいいのは、トマトのクエン酸が肉の臭みを消してくれるからです。

4日目朝食
●トマト茶漬け
●トマト牛乳（ドリンク）

（これは、トマトと牛乳を混ぜただけ。トマトの青臭さがなくなって、飲みやすくなっています）

　◆リコピンは脂質に溶けるので、脂質を含む牛乳などと一緒に摂ると吸収率が良くなります。

ランチ
●トマトラーメン
（これは、ラーメンを作るときに、水でスープを溶かすのではなくトマトジュースを使うだけ。とっても簡単で、目先が変わっているので、トマトに飽きた時に気分転換になります！）

夕食
●トマト入り厚焼き玉子
●トマト握りずし
（トマトを醤油につけると、青臭さが消えます。醤油に漬けておいたトマトと酢飯で、マグロ鮨のように作ります。トマトと酢飯に含まれるクエン酸には、疲労回復効果が期待できます。）

 

5日目
●マーボートマト
●トマトと卵の炒め物
●トマト海老チリ

　◆エビチリなどに使うトマトケチャップには、生のトマトよりリコピンが豊富に含まれています。理由は、完熟トマトを使っているから。リコピンはトマトの赤い色を作っているので、完熟した、より赤いトマトにはリコピンがいっぱい。ちなみに、ケチャップ大さじ4杯で、リコピン15㎎分（トマト2個分）。

上のようなメニューを1週間続けていて、斎藤さんは、途中4日目ぐらいで少し飽きてきたけれど、ラーメンなどのメニューで気分転換して続けられると言っていました。

また、5日目になると、「発汗がすごくなってきた、動くとさらさらした汗がいっぱい出てくる」との感想。リコピンは、悪玉コレステロールを低下させ、血液をサラサラにする効果があると言われていて、それで血の巡りが良くなると代謝も上がってくるので、そのような状態になるそうです。

さらに5日目の夜は、「すぐに満腹感を感じるようになってきた、トマトは食欲を抑えるのかも？」と言っていました。そして、なんだかお肌がツルツルになった気がする！とのこと。首回りにあったたくさんの吹き出物が、不思議なことになくなっています。これは、リコピンには抗酸化作用があり、肌の老化抑制効果があるからなんです。アンチエイジングにも、いいんですね！

夜寝るときも、「寝つきがよくなった」「深い眠りになってきた」とのこと。唐沢さんによると、トマトには、メラトニンという睡眠を促すホルモンが含まれているからだそう。トマトって、本当にすごい食材なんですね！！

「新トマトダイエット」は、トマトをうまく調理して食べるので、斎藤さんも全く悩まずに続けられていました。そして、なんとたった1週間で3.7キロの減量！

こんな、トマトをおいしく、ラクチンに食べて痩せられるなんて、まるで夢のダイエット。しかも、肌に艶がでて、血液もサラサラになり、睡眠も良くなり、とメリットだらけです。これはもう、試してみるしかありませんね！

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