かつて学校やクラブ活動やサークルで一緒だった人たちと、数十年ぶりの同窓会を開く人が増えています。そんなとき、もう連絡が取れない人や疎遠になってしまった人が少なからずいて、幹事をやると、とても苦労しますよね。

そんな同窓会の幹事代行をしてくれるサービスがあり、今、利用する人がとても増えています！

日本全国で30社近くあるそうですが、中でも有名なのは、笑屋（本社・東京都千代田区）、同窓会ネット（大阪市北区）、同窓会本舗（東京都文京区）。

例えば、「笑屋」がテレビ朝日「ワイドスクランブル」で紹介されていましたが、秋田県の70歳の方々が半世紀以上ぶりに開く同窓会を幹事代行。幹事は名簿を渡しただけで、とてもいい雰囲気の同窓会が東京・浅草のビューホテルで開催されたそうです。

幹事は古い名簿を渡すだけで、名簿の人を探し出し（消息不明の人も可能な限り）連絡がつくようにし、案内状の発送や会場の手配、恩師などへの案内状送付、そして当日は受付、司会進行までやってくれます。幹事の人は、とても助かりますね。私も100人が来るパーティの幹事をやったことがありますが、準備も大変ですが、当日も進行に気を配らないといけないのでパーティ自体は心から楽しめず、2次会に行くまで緊張していました。

古い名簿からでも、ある程度の人に連絡がつくのは、SNS活用と合わせて、その同窓会のHPを立ち上げリアルタイムで連絡を入れてもらうからだそうです。「その人、知っている」とか「自分は連絡を取っている」という人がHPに書き込みをし、追跡していくことが可能になるのだとか。これは、なかなか個人の幹事ではやれないことです。

気になる費用ですが、「笑屋」の場合、ひとりあたり、会場費（飲食代も含む）＋2500円（スタンダードプラン）の明朗会計。例えば、料理・飲み物・会場使用料が一人5500円の会場の場合だと、ひとり8000円。それぐらいだったら、遠くにいる人たちと開催する何年ぶりかの同窓会費としては、納得できますよね。

会場は、4000円で全て済むレストランとか、7～8000円かかるホテル宴会場とか、どこでも可能。ふさわしい候補を挙げてくれますが、希望があれば、そこでやることも可能だそうです。

いろいろなオプションもあり、ママたちもうれしいベビーシッター付き、恩師からのビデオレター制作、おみやげやギフトの用意、恩師への記念品プレゼントなどもやってくれます！

笑屋では、スポンサー付き同窓会プランもあり、企業がスポンサーとなって1人当たりの会費をいくらか（1000円とか）負担してくれたりもします。いろいろな形での発展がこれからもありそうな同窓会の幹事代行サービス。困ったら、ぜひ試してみたいですね！

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