国立新美術館（六本木）のルーブル美術館展、行ってきました！6月1日までで、もう終了10日ぐらい前なので、混雑しまくりかと思ったのですが、平日の夕方だったお蔭か快晴にもかかわらずほとんど並ばずに入れてホッとしました。チケット売り場の前は、こんな感じでした（写真）。

でも、中に入ると結構混雑状態で、展覧会の入口では、「立ち止まらないで中に入ってください」と言われ、立ち止まらないと絵を見るラインに並べないので、最初の2，3枚は遠くからチラッとしか見ることができませんでした・・・（涙。

また今回の目玉、フェルメールの「天文学者」の前では、絵画から1メートル弱ぐらいのところでテープで仕切られていて、絵画に近いほうは、皆の行列の動きにしたがって歩きながら眺めなくてはならず、テープから後ろの位置ならゆっくり立ち止まって見られます。でも、絵画からはちょっと遠いし、立ち止まってみたい人も多いので大変！一番前に行けないと、人の間からチラチラと見ることになってしまいます。こんなときは、背の高い人がうらやましいですねー！

ルーブル美術館からの絵画展は、ときどき日本のあちこちで行われますが、なにしろ初めて日本公開と言うフェルメールの「天文学者」なのでやっぱり人気。陰影のある、フェルメールらしい素晴らしい絵でした！本物を見る価値が、充分あります！

他にも「ルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」というタイトルのように、日常を描いたもの、風俗を描いたものなど、ティツィアーノ、レンブラント、ルーベンス、ムリーリョ、ヴァトー、ブーシェ、ドラクロワ、ミレーなどの様々な作品がたくさん見られて、ちょっと昔のヨーロッパへタイムスリップした感じを味わえます！

それにしても、もう少し早く行っておけばゆっくり見られたのに！と後悔します。前も、上野での北斎展に展示期間終了の1週間ぐらい前に行ったら、どこも長蛇の列！チケットを買うのに1時間以上並び、その後に入るまでに、また1時間ぐらい並びました。混雑が予想されるときには、本や雑誌を持って行って並びながら読んだりしますが、人気の絵画展などは、ホント、早く行くに限りますね！

だから、これから行く人は、可能ならチケットだけでもプレイガイドとか大黒屋とかで買ってから行ったほうがいいですよ！前売り券が手に入れば、大人1800円ですが、少し安くなるかもしれません。半額ペアチケットなんていうのも、発売されていたようですから。

フェルメール展は、このあと福島市県立美術館でも行われるようですが、あの有名な「水差しを持つ女」などは展示されますが「天文学者」は無いようです。

また国立新美術館では、館内にある中空に浮かんだようなカフェに寄りたかったのですが、ここも並んでいました！イギリスの大英博物館にある空中カフェを想わせるカフェで、素敵ですね！次回は混雑していない時に来たいと思います。地下1階のカフェテリアは、大混雑という訳ではなく、ほんの少しなら席がありそうでした。

国立新美術館の隣にあるハワイアンパンケーキのお店「フォーティーナイナー」は、やっぱりいっぱいでした！混雑しているときは、食事やお茶なら、近くのミッドタウン東京などがやっぱり便利かもしれません。

<<ルーヴル美術館展 日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄　データ>>
会場： 国立新美術館
期間： 2015年2月21日（土）～6月1日（日）
時間： 10:00～18:00 金曜日は20:00まで（入場は閉館30分前まで）
休館日： 毎週火曜日
住所： 東京都港区六本木7-22-2
行き方・アクセス；
地下鉄千代田線『乃木坂』駅（6番出口） 直結／地下鉄日比谷線、都営大江戸線『六本木』駅から徒歩5分

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